左手を挙げる、たったそれだけ。高速バスの運転士さんに学ぶ。

所作、立ち振る舞い、あり方

わたし尾沢の住んでいる飯田市は、鉄道の便が悪いため「陸の孤島」と呼ばれます。

県外だけでなく、県内の長距離移動も自家用車か高速バスが当たり前。
当然、県外への講師や個別指導に伺う時は高速バスでの移動となります。

細部に宿る

上の画像は私が良く利用する、中央道飯田-新宿線の運転士さん。

 
左側手をスッと挙げてます
 
コレ、対向車線を走る同路線のバスとすれ違う時の挨拶。
 
もしかしたら運行マニュアルに「同路線の車輌には手を挙げて挨拶する」なんて書かれているのかも知れませんが
初めて目にした所作でした。
 
しかも、この運転士さんの左手はメチャクチャ自然。
 
この立ち振る舞いは一朝一夕にできるものではありません。
 
高速バスの運転士としての「あり方」が細部に宿っている姿なのです。
 
後付けのマーケティング、ブランディング、戦略戦術ではない
 
お客様との関係性を築く「あり方」は
 
こうして普段気づかないうちに発信されてるんですね。
 
ホームページの一文、対面での接客、電話の声、フェイスブックのいいね!
 
全ては「私の姿」
 
無理に飾ったりせず、提供価値を伝えられる様にして行きたいものです。
 
※ちなみに、この運転士さんは運転もバツグンの上手さ!同じ高速バスでも運転士さんによって乗り心地と安心感は段違いなのです。
 
 


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尾沢 あ.き.ら.